Column

べんもうコラム

  • 2024.06.22

    立て直し経営哲学

    仏教教団はなぜ世界に広がっていったか?

    皆さんは“お経”に対してどんなイメージを持っていますか?

    何だかよくわからない!

    漢字の羅列で難しそう?

    お葬式の時に拝むから暗いイメージ?

    その人によって感じ方や考え方は様々でしょう。

    肉声でない限り、お釈迦さまがお話した、語った言葉とは違う!と言ってしまえばそれまでです。

    実際、我々は肉声ではなく、言伝えや書物などでその人の考え方を伝えることがあります。

    お経とはまさにこれです!

    お釈迦さまの考えや話した言葉を話しあい整理して、お弟子さんたちが書き記したものです。

    お釈迦さまには十大弟子と呼ばれる重要なキーパーソンがいました。

    その中の一人、シャーリプトラはお釈迦さまの近くにいたアシスタントのような存在で、教団として大きく発展するために、組織の要としての存在でした。

    シャーリプトラは教団の決め事や内部の風紀をしっかりマネジメントしていたのです。

    企業や会社でも、経営者と従業員との間には行き来することがない大きな空間が存在します。

    この空間をどう穴埋めしていくかが、組織を回していくためのポイントになってきます。

    経営者が何でも自分でやるのではなく、組織の権限を委ね、経営者自身がしなければならないことだけをしっかり行うこと。

    これが、することとしないことを分ける大切なポイントです。

    お経と組織運営に共通点が見えてきたでしょうか?

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