べんもうコラム

天明寺に来た当初、すべての業務を一人でこなしていました。
一人しかいないのだから当然です。
しかし、その時に一人では限界があると気づきました。
接客、掃除、電話応対など、住職ができないわけではありませんが、他のことに気を取られながら中途半端に行うのとは全然違います。
もっと専門性を発揮できることは何か？
と深く考えると、自分がしなくても良い事が見えてきます。
時間管理マトリックスでは、物事の緊急度と重要性を4つの領域に分けて考えます。
１緊急で重要なこと
２緊急ではないが重要なこと
３緊急だが重要でないこと
４緊急でなく重要でもないこと
当然ですが、１の「緊急で重要なこと」は最優先で行います。
３の「緊急だけど重要でないこと」は、実際にはしなくても良い事という判断になります。
２の重要だけど緊急ではない事柄にこそ時間を割くことが大切です。まず、現状を把握し、やるべきことを順番に書き出します。その上で必要なことを残し不要なことを捨てる作業を心掛けます。
実は４こそついしてしまう行動です。
頭の中で分かっていても時間管理ができないのは、余計なことに気を取られてしまい、重要なタスクをこなせないからです。
時間配分と思考の整理を心掛けることが重要です。
能力を最大限に発揮するためには、メンタルトレーニングと体調管理も非常に重要です。

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