Column

べんもうコラム

  • 2024.06.15

    立て直し経営哲学

    あきらめる!

    大廃業時代の到来!といわれています。

    中小企業庁の試算では2025年までに平均的な引退年齢とされる70歳を超える中小の経営トップが245万人となり、うち127万人が後継者未定であるということです。

    会社の終わり方は3つ

    1倒産➡  債務がある

    2廃業➡  債務がない

    3卒業➡  継承・売却(M&A)・円満廃業。

    カッコ良く会社を廃業することができればよいですが、いざ倒産!となったらなかなか有終の美などと言ってられませんよね。

    一番良いのは、事業譲渡。

    自分が起こした事業を売却したり、譲渡できるならそれはそれで良いかも。

    仏教でいう「諦める」は「あきらかにみる」「明らかに真実を観る」ということ。

    つまり、何の偏見や前提や思いこみなどを交えず、ありのままに見る・知るということです。

    現状を見据えてどう対処するか、求められるのはどんな時でも一緒。

    ライバルや同業者とケンカしないで勝負していく!“戦わずして勝つ”ための方法こそ必要な企業戦略であることはいうまでもありません。