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2026.03.14
お坊さんでも神主でも祓えない悪霊
最近、YouTubeのコメントや相談でよく聞く話があります。
「お寺や神社でお祓いしてもらったのに良くならない」
「何度も除霊してもらったけれど、むしろ悪化した気がする」
こういう話を聞くと、
「それって偽物なんじゃないですか?」
と言われることがあります。
しかし、必ずしもそういうわけではありません。
多くのお坊さんや神主さんは、きちんと作法に則って祈祷や供養をされています。
宗派によってやり方は違いますが、基本的には正しい形で行っていることがほとんどです。
では、なぜ祓えないことがあるのか?
その理由はとてもシンプルです。
憑いている霊の種類によって対処法が違うからです。
ところが実際には、どんなケースでも同じ祈祷をしてしまうことがあります。
これはお医者さんに例えるなら、風邪でも胃痛でも骨折でも、すべて同じ薬を出しているようなものです。
それでは効かないこともあります。
もう一つ多いのは、相談に来る人が本当の原因を話していないケースです。
例えば、最近ひどい別れ方をした相手がいて、その生き霊が関係している可能性があるのに、それを隠して
「最近良くないことが続く」
「邪気が溜まっている気がする」
「住んでいる土地が悪いのではないか」
といった相談の仕方をされることがあります。
これは、部屋が散らかっているのに「なぜ開運しないんだろう」と言っているようなものです。
原因を隠してしまうと、正しい対処はできません。
そもそも除霊、仏教では「浄霊」と言いますが、これはきちんとした手順があります。
そして実は、とても大変な作業です。
時間もかかりますし、場合によっては悪い念を背負うリスクもあります。
そのため、本当に分かっている人ほど軽々しく「除霊できます」とは言いません。
ただ、正しい修法を学び経験を積めば、特別な能力がなくても行うことはできます。
私の場合も、お師匠さんからきちんと教わり、真言宗の作法に則り、経験を積んできたからこそ対応しています。
そして最近は、困っている人が本当に多いので、少しでも役に立てばと思いこうして話をしています。
では、実際にはどのように対処するのか。
まず最初に行うのは、ヒアリングです。
これはお医者さんが問診をするのと同じです。
いつからおかしいのか。
何が起きたのか。
生活環境や人間関係はどうなのか。
これを丁寧に聞いていくと、原因が見えてくることが多いのです。
原因が分かったら、対処は大きく分けて二つです。
一つは祈祷。
これは主に生き霊の場合に行います。
生き霊が関係しているときは、家の空気が重くなったり、人の念を強く受けていることが多いので、家祓いや護摩祈祷などで整えていきます。
もう一つは供養です。
こちらは亡くなった人の霊、いわゆる死霊や悪霊が関係している場合です。
供養にもいくつか種類があり、代表的なものとして
・先祖供養
・引導を渡す
・施餓鬼
・亡者供養
などがあります。
また、生き霊が原因で餓鬼を引き寄せてしまい、
生き霊と餓鬼がセットで憑いているようなケースもあります。
このように、原因によって対処法は大きく変わります。
ちなみに正直に言いますと、私でも祓えなかったものはあります。
また、祓った結果、その人から離れてこちらに来てしまったこともあります。
それほど、これに対する対応は簡単なものではありません。
もしこうしたことで悩んでいる方がいらっしゃるなら、私がお勧めするのは、真言宗の中でも修法をきちんと学んでいるお寺に相談することです。
ただ、一般の方がそれを見抜くのは難しいと思います。
ですので、困っている場合は問い合わせフォームから相談していただいても構いません。
ただし、すべてのケースをお受けできるわけではありません。
そこはどうかご理解ください。
※YouTube更新しました
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