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2025.08.25
お布施が高いから何とかして!
こういう声、実はたまにいただきます。
気持ち、わかります。家計も事情もそれぞれですからね。
でも、お布施って“安ければ安いほど良い”ものでも、“多ければ多いほど立派”というものでもないんです。
一言でいえば──お布施は“金額”より“気持ち”。
たとえば天明寺で一番大きなお布施は、お金ではなく「東屋(あずまや)」でした。ペット供養墓を囲う東屋を、建設会社さんが“感謝の気持ち”で形にしてくださったんです。これも立派なお布施。
天明寺では、施主さんとちゃんと話して「無理のない範囲」で納めていただいています。
だから金額はお宅によって違います。
これを“不公平”と言われれば、そう聞こえるかもしれません。
でも、無理して出して、お寺との関係がイヤになるのは本末転倒。長いお付き合いができることのほうが、ずっと大事だと思っています。
実際に、別のお寺さんで“お布施の額”でもめて、檀家をやめるところまで行ってしまった例もありました。
そのお寺さんの言い分は「みんな同じ金額だから特別扱いはできない」。
筋は通っています。…が、困って「何とかして!」と来た方を突き放してしまうと、信頼は一気に離れていきます。
ここは難しいところですよね。
天明寺ではお金で解決!もしません
念のため。
「お金に困ってないから多く出せばいいだろ」
「出せばいいんだろ!」みたいな発想も、天明寺では歓迎しません。
だからといって相場より高く吊り上げることもありません。
気持ちがこもっているか──見るのはそこだけです。
大切なのはお寺と檀信徒との息の長い関係性。これが互いを支え合える相互扶助にもつながるのです。
※YouTube更新しました
『邪気まみれになるお風呂のアクション』
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