Column

べんもうコラム

  • 2024.07.16

    立て直し経営哲学

    お金儲けるのは悪いこと?

    日本人はお金を稼ぐことに対して抵抗があります。

    多くの人が、何だか悪いことをしているのでは?と感じるからでしょう。

    お金のブロック(心のブレーキ)があると、無意識にお金を受け取ることや貯めることに抵抗してしまいます。

    そのため、お金のブロックがある状態では「お金を稼ごう」「貯めよう」「増やそう」と具体的に行動しても、結果に結びつきにくいのです。

    無意識でお金が入ってくるのを避けてしまうからです。

    人の意識は5%の顕在意識と95%の潜在意識(無意識)で構成され、行動はほぼ無意識によって動かされています。

    無意識でお金を良く思っていないと、受け取ろうとしないのです。

    このようなブロックがあると、お金を無意識に拒否し、常にお金が足りなくて苦しくなり、さらにお金に執着してしまいます。

    これではお金は逃げていきます。

    お金から自由になるためには、お金のブロックを解除し、お金に対して常にフラットでいることが大切です。

    お金に対してフラットでいる方が、チャンスも掴みやすくなります。

    お金をしっかり稼いでしっかり使うことが、社会に対する自分の役割と考えれば良いのです。

    お金がない、このままで良いと言いつつ現状を改善しないのであれば、その先変わることはありません。

    日本人の美徳は、お金を使わずにつつましい生活を送ることだと考える人もいます。

    確かに、お金以上に深い人間関係があるからこそ、その人と付き合うことができます。

    しかし、お金と割り切ってする仕事と、お金と割り切れない人間関係のバランスをしっかり取っていくことが重要です。

    お金以上に大切なものはたくさんありますし、お金で解決しなければならないこともたくさんあります。

    結局のところ、お金は手段です。

    誰から買うか、あるいは誰にお金を支払うかという時には

    「この人なら」「このお店なら」と自分の気持ちが関係しますね。

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