Column

べんもうコラム

  • 2024.07.08

    立て直し経営哲学

    人間関係の断捨離

    基本的に皆さん、自分勝手に生きていますか?

    ベンモウは自分勝手に生きています。

    その自分勝手な生き方の中で人間関係をいかに最大に活用していくかが生きやすくなるコツでもあります。

    “断捨離”は、モノの整理整頓だけでなく、人間関係にも応用できる考え方です。

    そもそもこの“断捨離”という言葉は仏教用語ではありません。

    しかし、仏教のすべてのものが変化し続けるという『無常観』から考えると、その変化に自分自身が追い付くようにするために必要なモノを残し、不要なモノをなくすということに行きつきます。

    人間関係の断捨離は、自分の思い通りに物事を進めるために、あるいは自分勝手に生きるために行うものではありません。家族や親戚、友人から職場の同僚に至るまで、多くの方とお付き合いしているすべてを断ち切ってしまうと考えるのではなく、自分にとって影響力を及ぼしてくださる方との関係を深めていくことが大切です。

    自分もまた、相手に影響を与える存在です。

    その時こそ、自分のエゴを押し通すのではなく、相手にとって前向きで励みになるような存在でいられることを意識することが重要です。

    そうすれば、おのずと自分自身の立ち位置が見えてきます。

    無駄なことや面倒なことも多く存在するのが人間関係ですが、簡単に無駄なことを排除する必要はないでしょうね。無意味だ!と感じたことも後になってから大きく好転するきっかけになっている場合もあります。

    人間関係を冷静に見つめる目を養うことが心地良い自分の環境を作り出すことにつながっていくのですね。

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