Column

べんもうコラム

  • 2024.07.14

    立て直し経営哲学

    同情するなら金をくれ!

    天明寺に入った時、本当に自分の生活にもお寺の運営にも苦しい思いをしていました。

    でも「お金がない」とは決して言いませんでした。

    「お金がない」と思い続けると、その思考が現実化してしまいます。

    だから、お金を得て何がしたいかを明確にすることが大切です。「お金持ちになりたい!」という漠然とした目標ではダメです。お金は稼ぐものではなく、使うものです。

    欲しいモノやしたいことを実現するための手段として考えるべきです。

    例えば、世界一周の海外旅行に行きたいのならいくらかかるかを調べます。

    世界一周の費用を具体的に算出します。

    お金が必要なら必要なだけ貯蓄する、貯蓄で間に合わないのであれば新しい仕事をする、副業をするなどの方法を考えればよいのです。

    新1万円札の顔は渋沢栄一さんですが、渋沢さんと並ぶ「マネーの賢人」として本多静六さんがいます。

    本多さんの「四分の一天引き貯金法」は、給与の4分の1を貯金し、残りで生活するというシンプルな方法です。

    これを続けることで貯蓄が増え、経済的安定を築くことができます。

    お金を貯めるためには、まじめに働き、倹約することが必要であり、見栄を捨て、自分に正直に生きることで本当の豊かさを手に入れることができます。

    富豪となってからも本多さんは質素倹約を貫きました。

    「足るを知る」大切さを悟り、目の前にあるものに感謝することを忘れなかったのです。

    だからこそ、無駄遣いを防ぎ、将来的な経済的安定を確保することができたのです。

    本多静六さんは、倹約家でありながら、社会貢献も重視していました。

    渋沢栄一さんと共に設立した育英会は現在も存続しています。

    本多静六の知恵や生き方を知り、質素倹約と社会貢献のバランスを取りながら、真の豊かさを追求することが大切です。

    このような考え方をしっかりと持ち続けることが、真の豊かさを手に入れるための道だとベンモウは本気で考えています。

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