Column

べんもうコラム

  • 2026.04.05

    施餓鬼をして劇的にお金が増えた理由

    「施餓鬼をすると、なぜお金の流れまで変わるのか?」

    こう聞くと、不思議に思う方もおられるかもしれません。

    しかし、これは単なる気休めでも、偶然でもないと思っています。

    仏教では昔から、自分の持っているものを施す人のところに、流れが生まれると考えます。

    反対に、苦しいからこそ自分のことだけで精一杯になり、何も差し出せなくなると、その人の流れは止まっていきます。

    お釈迦さまが弟子とともに托鉢をしていたときの話があります。

    道が二つに分かれた場所で、弟子は裕福な村へ向かおうとしました。ところが、お釈迦さまはそれを制し、貧しい村へ行くように伝えたといいます。

    なぜか。

    それは、その村の人々が貧しい本当の理由は、単にお金がないことではなく、自分の持っているものを差し出す心を失っていることにある、と見抜いていたからです。

    人は、与えることができなくなると、心まで貧しくなります。

    そして心が貧しくなると、ますます流れが滞ります。お釈迦さまは「自ら施すことができるようになれば、貧しさから脱却できる」と説かれたです。

    これはまさに、施餓鬼の教えと重なります。

    餓鬼とは、ただお腹を空かせた存在という意味ではありません。

    自分だけが欲しい、自分だけが満たされたいという思いにとらわれ、差し出す心を失った状態です。

    実際、半年ほど天明寺に来られている方の中にも、仕事がないことを理由に、して差し上げる気持ちを失っていた方がおられました。

    苦しいからこそ、自分のことで精一杯になる。

    それは人間として自然な面もあります。

    しかし、その方は気づいていなかったのです。

    本当に苦しさを深めていたのは、仕事がないことだけではなく、人に差し上げる心を失っていたことだということです。

    布施というと、お金を思い浮かべる方が多いでしょう。

    けれども、布施はお金だけではありません。

    声をかけること。

    親切にすること。

    誰かを気遣うこと。

    掃除をすること。

    手を貸すこと。

    自分にできることを差し出すこと。

    これも立派な布施です。

    いざ「して差し上げる」ことを始めると、人は少しずつ変わっていきます。

    まず、自分にもできることがあったのだと気づきます。

    そして、自分がしたことで相手が喜んでくれる。

    その喜びに触れたとき、人は「自分は役に立てる」という感覚を取り戻します。

    人は、自分には何もないと思い込んだ瞬間から、貧しさに引きずられます。

    しかし、たとえ小さくても「自分にできることがある」とわかると、心の中に豊かさが生まれます。

    その豊かさが、行動を変え、表情を変え、人とのご縁を変え、やがてお金の流れまで変えていくのです。

    実際に、施しを重ねる中で、思いがけない福が舞い込んでくることがあります。

    それは単に「いいことをしたからご褒美が来た」という単純な話ではありません。

    施しをする人は、心が開きます。

    心が開くと、人が寄ってきます。

    人が寄ってくると、ご縁が増えます。

    ご縁が増えると、仕事も情報もチャンスも入ってきます。

    つまり、施しによって流れが回り始めるのです。

    これが、施餓鬼によって生まれる大きな変化です。

    ただ供養をするだけではありません。

    施餓鬼は、自分の中の餓鬼の心を見つめ直し、差し出す心を取り戻す行でもあります。

    自分だけが得をしたい。

    自分だけが助かりたい。

    自分だけが満たされたい。

    そう思った瞬間に、施しの流れは止まります。

    すると、心の豊かさも止まり、福の流れもまた細くなっていくのです。

    これは、子どもが成長していく姿にもよく似ています。

    最初は小さなことでも、自分にできることを少しずつやって、人に喜んでもらう。

    その繰り返しの中で、自信がつき、役割が増え、できることが増えていく。

    そして気づけば、その子の周りには喜びが集まるようになります。

    大人も同じです。

    施しとは、自分を減らすことではありません。

    むしろ、自分の中に眠っていた豊かさを呼び覚ます行為です。

    施餓鬼をすることで、心の中の強欲さに気づき、差し出す流れを取り戻す。

    その結果として、人とのご縁が変わり、仕事の流れが変わり、お金の流れまで変わっていく。

    私は、施餓鬼をして劇的にお金が増えた理由は、供養そのものに魔法があるからではなく、施しの心がその人の運と流れを根本から変えるからだと思っています。

    貧しさから脱却する第一歩は、たくさん持つことではありません。

    まずは、自分にできる小さな施しを始めることです。

    そこから、人は変わります。

    流れが変わります。

    そして、幸福をつかむ力が育っていくのです。

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