Column

べんもうコラム

  • 2025.09.11

    終活は「早すぎる」ということはない

    先日、葬儀と永代供養についてご相談に来られた方がいました。年齢はベンモウより少し上の50代。ご自身に何かあったときのために、葬儀と納骨先をあらかじめ決めておきたい、というのが理由でした。

    大きな病気を経験したことをきっかけに、自分自身を改めて見つめ直されたそうです。

    さらに、ご家族との関係も複雑で「せめて自分のことで周りの親族に迷惑をかけたくない」とも話してくださいました。

    YouTubeをご覧いただくうちに「天明寺に行ってみたい」という思いが募り、永代供養墓を見学された流れで「葬儀もお願いできるのでは」と考えるようになったようです。

    私が「まだ少し早いのでは?」とお伝えしたところ、「早すぎるということはありませんよ!」と、むしろ明るく返されてしまいました。

    そこで私は「ぜひ行事やイベントにも遊びに来てください」とお誘いしました。

    天明寺の行事は、白菜加持(火渡り)法要や聖天祭りなど生きている人が楽しめるものでもあります。

    もちろん、お盆やお彼岸のように亡くなった方を供養する行事も大切にしていますが、同じくらい「今を生きる人が楽しめる場」であることを大事にしています。

    私たちは「死ぬその時まで生きている」のですから、自分の思う通りの生き方と終わり方を考えることは、実はとても前向きで楽しいことなのだと思います。

    ※YouTube更新しました

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