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2026.05.03
良いお寺の住職とは?悪いお寺の住職とは?
お寺の良し悪し。
住職の良し悪し。
その基準は一体、何なのでしょうか。
葬儀や法事にはお布施がかかる。
檀家になれば寄付を求められる。
これは檀信徒側の率直な声です。
一方で、お寺側の事情もあります。
お寺を維持するには費用がかかる。
これまで檀信徒に支えられてきた歴史がある。
どちらも事実です。
つまり、この問題は「どちらが正しいか」という単純なことではありません。
両者の間にある考え方の違い――そこに本質があります。
菩提寺と檀家の関係が良好な場合、こうした違和感はほとんど生まれません。
それは、お互いに歩み寄っているからです。
どちらが折れるかではなく、どう関わるか。
そこに関係性の本質があります。
近年は、お寺の住職の問題行動ばかりが取り上げられ、非難されることが増えました。
確かに、そうした事例もあるでしょう。
しかし、住職という立場は看板を背負っています。
だからこそ、どんな行動も目立ち、批判の対象になりやすいのです。
そこで、あえて視点を変えてみます。
檀家や信者側のあり方はどうでしょうか。
お寺に対して求めることが多くなりすぎてはいないでしょうか。
困ったときはすぐに連絡をする。
しかし、何もないときは関わらない。
それでいて、お寺側のお願いには応じない。
そのような関係も、現実には存在します。
これはどちらが良い・悪いという問題ではありません。
関係性そのものの問題です。
また、お布施についても誤解が多いところです。
安ければ良い。
高ければ悪い。
そういう単純な話ではありません。
世の中には、高いものに価値を見出し、納得してお金を払う人もいます。
お寺も同じです。
他のお寺と比べることは、本来できません。
それぞれの寺に歴史があり、
それぞれの関係性があり、
それぞれの役割があります。
それにもかかわらず、一律の基準を求めること自体に無理があります。
天明寺にも、お布施の基準はあります。
しかし、その金額が高いか安いかを決めるのは、納めた方の心です。
それは単なる金額ではなく、
住職の作法。
読経。
対応。
そうしたものすべてに対する評価でもあると言えるでしょう。
以前、こんな出来事がありました。
30代のご主人が亡くなり、奥様と幼いお子さんが残されました。
お布施を納めることができない――
そう相談を受けました。
生活費として使ってください。
そうお伝えしました。
そのとき、奥様は涙を流しながら、何度も何度も頭を下げておられました。
そしてその後――
天明寺に墓地を設け、長い年月をかけて檀徒と菩提寺の関係が始まりました。
こうした積み重ねこそが、本当の関係ではないかと思います。
私は、どのお寺が良いとも悪いとも申し上げるつもりはありません。
お布施の金額についても同様です。
ただ一つ言えることは、
お寺と檀信徒の関係は、積み重ねの結果であるということです。
仏教でいう「因果」。
今の関わりが、そのまま未来になります。
最終的な答えは、そのお寺のあり方として、時間をかけて必ず現れてきます。
皆さんは、どうお考えでしょうか。
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