-
2026.08.05
納骨堂ビジネスの破綻リスク
7月下旬、東京都港区にある真言宗のお寺の納骨堂が経営破綻した、というニュースが飛び込んできました。
実はこのお寺は、「真言宗の大本山」と名乗っています。
真言宗には、全国に代表的な18の本山と12の代表的な宗派があります。それぞれの本山や宗派が多くの末寺をまとめながら、弘法大師空海の教えを受け継いできました。
一方で、真言宗には、こうした宗派や本山の組織に所属せず、「単立寺院」として運営されているお寺もあります。
その中には、特定の宗派に所属していないにもかかわらず、自ら「大本山」と名乗る寺院もあります。
一般の人が「真言宗の大本山」と聞けば、長い歴史を持ち、多くの末寺を抱える由緒ある本山をイメージするでしょう。
しかし、「大本山」と名乗っているからといって、必ずしも真言宗の既存の宗派の中で本山として位置づけられているとは限りません。
今回、破綻した港区の真言宗寺院も「大本山」を名乗り、1200年の歴史を前面に掲げています。
実際のところはどうかというと、このお寺は以前、高野山真言宗に所属していたお寺でした。
その後、2014年に本堂を建て替え、民間業者とともに納骨堂ビジネスを展開しましたが、わずか3年後の2017年には事業が行き詰まり、経営破綻が報じられました。
その後、2018年には経営主体が移行したものの、今度は真言宗単立の「大本山」としながら、2020年からは別の体制で納骨堂ビジネスを展開していました。
派手な広告や宣伝にも力を入れ、有名人や著名人との親密さを見せることで信用を得ようとしていたようにも見えますが、経営の実態としては、なかなか思うように安定させることができなかったのでしょうね。
お寺の経営は、一般法人の経営とは当然異なります。
納骨堂でご遺骨を永代にわたってお預かりし、供養していくことの担保は、「信頼」です。
そして、その信頼は、住職が一人ひとりと心を通わせることでつながっていくものです。
権威を見せ、都心で多くの人が集い、真言宗の教えを伝え広めるために多くの人を布教し、教導しているように見えても、結局のところ、本当の意味で人に寄り添う寺院経営にはなっていなかったのでしょう。
お寺が主体となって納骨堂を経営しているように見せながら、実態としては民間業者による納骨堂ビジネスと変わらず、売上を重視し、さらに信仰心に乗じてお金を集める。
もし、そのような仕組みになっていたとすれば、そこには大きな危うさがあります。
納骨堂は、普通の商品とは違います。
買ったら終わりではありません。
ご遺骨を預けた人は、10年後。30年後。50年後。あるいは100年後も、そこにお寺があり、供養が続けられることを前提にしています。
「永代供養します」という言葉は、それだけ重い約束なのです。
だからこそ、納骨堂は「売れればいい」というビジネスではありません。
売上を伸ばすことよりも、その先にある供養をどう守り続けるのか。
住職が代わっても、運営する人が代わっても、お寺として責任を持ち続けることができるのか。
そこまで考えて初めて、お寺が納骨堂を運営する意味があるのだと思います。
宗教法人という信用。「大本山」という権威。そして「永代供養」という安心感。
それらを前面に出しながら、実態として売上を追い続けなければ維持できない事業になってしまえば、一般の民間企業が行う納骨堂ビジネスと何が違うのでしょうか。
そうした納骨堂ビジネスの闇は、こんなところにも見えてくるような気がします。
『読むだけで金運が上がる仏教的お金の引き寄せ』
アマゾン予約!承っております。
豪華プレゼント無料配布中
⬇︎丸儲け住職公式LINE⬇︎
インスタもやっています⇩
Xはこちら⇩
ベンモウが住職を務める天明寺のホームページ
人気の動画
玄関から○○が見える家は危険!
⇩誕生日でわかるご縁のある仏さま
⇩べんもう住職の天明寺を知りたい方の必見動画
⇩葬儀についての参考動画はこちら
⇩終活・墓じまいの参考動画はこちら
⇩行くのに気をつけたいお寺や神社
⇩お坊さんの見抜き方
⇩表示を縮小
